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|エイヨウショクヒンFAQトップ|栄養食品に関するお問い合わせ| プロポリスについて詳しく教えてください。 プロポリスについて 最近では、健康雑誌などで目に留まる機会が増え、多くのタレントやプロスポーツ選手などが愛用しているという記事も見かけます。すっかりその名が浸透したプロポリスですが、実際に自分で飲んだ経験のある人は意外と少ないようです。その理由は「効果がよく分からない」「値段が高い」「商品が多く、どれを選んだら良いのか分からない」「どこか怪しげだ」と色々ですが、多くの情報が入り交ざり、正しく伝わっていないことに問題があるようです。 古くから、経験則的に用いられていたプロポリスですが、近年多くの研究機関が注目し、科学的解明が進んでいます。 なぜ、プロポリスが注目を集めているのか。プロポリスの正体は何か。さらに、1000種類以上とも言われるプロポリス商品の中からどれを選べばよいのか。プロポリスについての最新の研究報告を交えながら、プロポリスについての疑問を明らかにしていきましょう。 厳しい大自然を生き抜くための、天然の防御物質。 プロポリスはハチミツ、ローヤルゼリーと同じ、ミツバチがもたらす産物ですが、決定的に違うのは、ミツバチに食用として用いられているのではなく、巣や自分たちを守るために利用されているということです。 ミツバチは木の芽を覆っている樹脂などをかじりとり後ろ足にくっつけて巣に持ち帰ります。巣に戻ると、待っていた別の働き蜂がそれを剥がし、巣箱の隙間や蓋の裏に塗りつけます。これがプロポリスですが、成分を分析してみると樹脂、ロウ成分、精油成分、花粉、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、有機酸、フラボノイド、フェノール類などから構成されています。ミツバチの巣箱を開けると、不思議なことにほとんど細菌がいません。巣の隙間や蓋の裏側に付着したプロポリスが細菌やウィルスの繁殖を抑えているからです。ハチミツを盗もうとして侵入した小動物の死骸が、プロポリスの働きで何年間も腐敗せず残っていたという報告もあります。プロポリスの驚くべき抗菌性は、フラボノイドに因るものです。 古くから利用されてきたプロポリス。 各国では、古くからプロポリスのこの特別な働きが注目され利用されていました。有名なストラディバリが自作のバイオリンにプロポリスを塗り込んでいたことは多くの書物で紹介されています。虫や細菌の侵入を防いだのです。 また数千年前のエジプトではプロポリスをミイラの防腐剤として使っていたことも判明しています。プロポリスの抗菌性に目を付けた最たる利用例といえるでしょう。古代ギリシャの哲学者アリストテレス(BC384〜322)が記した、「動物誌」の中には、プロポリスに関する医学的な記述があります。 その後、プロポリスの利用は各地へと広まり、20世紀初頭のフランスでは、兵士が戦場へ持参するようになり、その使用量は膨大なものになりました。こうしたプロポリスの歴史に、近年研究者たちが、注目しています。それはプロポリスの成分に民間伝承では済ます事のできない、有用成分が多く含まれる事が分かりはじめたからです。 過酷な環境で力強く生きるアフリカ蜂化ミツバチ。 世界各国で利用されてきたプロポリスですが、現在ではプロポリスの中でも、「ブラジル産のものが最良」であるとするのが多数派です。それでは、ブラジルのプロポリスはなぜ、他の産地のものより、優れているのでしょうか。 その理由の一つは、ミツバチの種類にあります。 世界でもっとも広く分布しているのは西洋ミツバチと呼ばれる種類です。ブラジルに生息するミツバチはアフリカ蜂化ミツバチと呼ばれ、この蜂の誕生は44年前(1956年)にさかのぼります。農産物増産のためにアフリカから導入された野生種のミツバチが逃げ、それまでブラジルに生息していた、西洋ミツバチと交配し、アフリカ蜂化ミツバチが誕生したのです。 ブラジルの自然はミツバチにとっても過酷です。亜熱帯気候で湿度も高く、巣の温度調整や濃くなりすぎた蜜を薄めるために、ミツバチは大量の水を湖や沼から巣に持ち帰ります。そこにはたくさんの細菌が生息している上に、巣の中は約35℃と、非常に細菌が繁殖しやすい環境です。巣の中には、2〜5万匹もの蜂が過密状態で暮らしており、一度病気が発生すれば、巣は全滅の危機に瀕します。アフリカの野生種の遺伝子を引き継ぐ、アフリカ蜂化ミツバチは、過酷な環境で巣を維持するために、プロポリスを集める高い能力を備えていたのです。 有用成分の宝庫、アレクリン。 ブラジル産のプロポリスが優れるもう一つの理由は、ブラジルの植生にあります。ミツバチはプロポリスの原料となる樹脂を周囲の植物から集めてきます。そのため、巣の周囲の植生がプロポリスの性能を決めるといっても過言ではありません。ヨーロッパや中国のプロポリスを分析すると、主にポプラから集めてきている事がわかります。日本でもポプラや白樺から集められるものがほとんどです。広大な土地を有するブラジルでは地域によって原料となる植物は様々です。鮮やかな緑色をしていることから、グリーンプロポリスとも呼ばれるミナス・ジュライス州産のプロポリスを分析すると、樹脂の90%はアレクリンであることが分かりました。 アレクリンはブラジルでもミナス・ジュライス州など 特定の地域にしか生えないといわれる、ローズマリーに似たハーブです。ローズマリーは不安や緊張を解消し、抗炎症、抗酸化、抗菌作用などを持つとされています。ローズマリー以上の機能を持つと考えられるアレクリンこそ、プロポリスの優れた作用の源泉とみて、研究者たちが、解明のため、研究を始めています。 SOD様活性を持つ、アルテピリンC。 プロポリスの成分を一つ一つ単離できるようになり、その成分についての研究も参観におこなわれるようになり、その中から「アルテピリンC」も発見されました。 アルテピリンCはカワラヨモギとよばれる植物にわずかに含まれることが知られていました。 丸山ワクチンの研究に長年携わり、林原生物化学研究所参与だった故川崎医科大学名誉教授の木本哲夫氏は、動物実験によって、アルテピリンCの働きを確認してきました。そのなかで、学会に発表され注目を集めたのが、アルテピリンCが持つ、活性酸素除去機能(SOD様活性)です。活性酸素とは、酸素が体内で変化したもので、成人病や老化の要因であることが分かっています。本来は細菌やウィルスを攻撃する役割を担っていますが、紫外線やストレスなどによって体内で大量発生すると、正常な細胞を攻撃し、傷つけてしまうことが知られています。だれもがあらがう事の出来ない運命として受け入れてきた、「老いと病」。 アルテピリンCはその要因である活性酸素を除去する働きを持つ事が立証されたのです。 プロポリスは、どう選ぶ? 優れた機能と可能性を秘めたプロポリスですが、もし「健康管理に、プロポリスを」とお考えならば、留意しなければ成らない点が幾つかあります。 まず原産国が分かっている事。ブラジル産が優れている事はご紹介しましたが、有用性に差があるだけでなく、原産国によっては、漆の樹液やプレニルカフェ酸と呼ばれる、アレルギーの原因になる物質が含まれている事があります。 さらに、プロポリスの品質についての統一規格がなく、有用成分が極めて少ししか含有されないものやロウや樹脂などの不溶成分が多く含まれているものも見受けられます。これは、抽出方法や原料の受け入れ規格がしっかりと定められているかどうかで決まりますが、現状では、プロポリスは食品の範疇に分類されるため、良い商品を見抜く事が難しいのが実際です。薬局や薬店で相談するか、雑誌の記事などで頻繁に紹介されている製品は、信用しても問題ないでしょう。 |
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