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健康コラム 糖尿病について


Page1.糖尿病とはPage2.合併症についてPage3.糖尿病の基準Page4.糖尿病のタイプPage5.糖尿病の原因についてPage6.こんな症状に注意!Page7.食事療法Page8.運動療法Page9.薬物療法


8.運動療法

運動療法は、食事療法、薬物療法と並んで、糖尿病治療の有力な手段です。とくに、日本人の糖尿病の95%を占める、2型糖尿病の人で、血糖コントロールが安定している人の場合は、食事療法とともに運動療法を行うと、血糖が下がるだけでなく、糖尿病のさまざまな症状が改善され、さらには、動脈硬化の予防、老化防止といった点でも効果があることが実証されています。しかし、進行した合併症がある時には、運動がかえって病状を悪化させることもあります。何をどの程度行うのが効果的なのかを正しく理解し、適度な運動を上手に生活に取り入れて、糖尿病をよくし、快適な毎日に変えていきましょう。

運動療法で得られる効果
1.血糖を下げる
2.体重を減らす
3.心臓や肺の働きを強化する
4.血圧を下げる
5.足腰など下肢の筋力を強くして、老化を予防する
6.血液の循環をよくする
7.ストレス解消
8.体力がついて動きが楽になるため、日常生活が快適になる

運動はよいことばかりでなく、やり方によっては逆効果になる場合があります。従って、運動を始めたいと思ったら、まず、メディカルチェックを受けて、隠れた合併症はないか、運動で注意すべきことがないかを、主治医にくわしくチェックしてもらうことが大切です。チェックは、血糖、肺機能、心電図などが中心ですが、このほかにしびれや痛みなど、気になる症状があればそのことを話して、病態に合った適切な運動を処方してもらいましょう。

糖尿病の治療としてもっとも効果的な運動は、酸素を十分に取り入れて行う中程度の強さの運動、いわゆる有酸素運動です。具体的には、ウォーキング、ゆっくりめのジョギング、サイクリング、水泳などをある程度の強さを持続して行うものです。
この有酸素運動を1日に15〜60分程度、食後1〜2時間以内に、週3〜5回するというのが、療法としてはベストな方法です。食後1〜2時間が最適というのは、血糖がもっとも高くなる時間帯だからですが、この時間だけでなく、早朝や深夜、また食直後などを避ければ、いつやっても問題はありません。また、運動を始めたら、最低15〜20分は続けることが効果を高める秘訣です。運動の効果は翌日くらいまで持続するので、毎日続ける必要もなく、体調や天候の悪い時は休んだり、1日おきにしても、インスリンの効き目を高める効果は持続します。無理して毎日続けるより、長く続けることのほうが重要です。


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