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春から夏にかけては紫外線量も多い季節です。紫外線は体内でコレステロールの一種であるコレカルシフェロール(ビタミンD3)をビタミンDに変えて、食物中のカルシウムの吸収効率を高めるという大事な作用をします。ほどほどの日光は体に大事ですが、紫外線を浴びすぎると、皮膚や目に及ぼす害も無視できません。
1日光過敏症
普通量の日光照射で健常皮膚に何らかの皮膚症状がでる場合をいいます。皮膚症状は、赤くなる、浮腫、あるいは発疹(じんま疹、水泡など)です。日光性皮膚炎とも言われています。
2皮膚がん(基底細胞がん)
地球上の低緯度地帯に住む人に皮膚がんが多いことが端緒となって、紫外線が皮膚がん、特に表皮の最下層で出来る基底細胞がんの主要な原因であることが判明しました。基底細胞がんは、主に顔、特に鼻や目の周りに多く発生します。進行が遅く、早期であれば、ほとんど転移なしに完治しますが、放っておくと、皮膚の下の骨や臓器を侵すので、やはり早期の診断、治療が大切です。日本人の場合は、皮膚のメラニン色素が皮膚に浸透する紫外線をある程度カットしてくれますが、日に焼けすぎないように用心が必要です。
3雪目、白内障、加齢性黄班変性
強い紫外線が角膜の上皮細胞に壊死を起こす病気に雪目(電気性眼炎)があります。普通は24〜48時間ほどで細胞は再生しますが、その間、激しい痛みを伴います。紫外線は長期にわたる影響には、水晶体が白く濁る白内障があります。白内障は高齢者によくみられる病気ですが、紫外線量の多い地帯では発生頻度が高いという調査結果が報告されています。また、網膜の加齢性黄班変性も紫外線の影響と考えられています。紫外線の強い場所では、サングラスなどで目を保護しましょう。

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