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むし暑い季節の到来とともに水虫の活動も活発になります。治ったはずの水虫がうずき始めていませんか?水虫は命に係わる病気では無いものの、やっかいで治りにくい病気です。今月は水虫についてお話しします。
水虫とは・・・
水虫は白癬菌というカビの一種が起こす病気です。この菌が皮膚の表面の角質層で増えることにより、かゆみや水ぶくれの症状を引き起こします。この白癬菌がもっとも活動する温度は、25度〜27度です。日本の場合では地域によって多少の差はありますが、4月から7月頃がピークとなります。
水虫には以下の3つのタイプがあります
1)趾間型:足の指の間にでき、かなりのかゆみを伴います。
2)小水疱型:足の裏やふちに小さな水ぶくれができ、非常にかゆいタイプです。
3)角質増殖型:足の裏全体の皮膚が固く分厚くなり、皮がむけてきますが、あまりかゆみはありません。
水虫ができる場所は・・・
水虫の原因になる白癬菌は手、爪、頭などにも同じような病気を引き起こします。できる場所、白癬菌の種類によって症状がちがい、別の名前で呼ばれています。頭は"しらくも"、胴体は"たむし"、股は"いんきんたむし"と呼ばれています。
爪の水虫はどのような症状でしょうか・・・
白癬菌に感染した爪は透明感や光沢が失われ、厚くボロボロになっていきます。爪の下の皮膚も厚くなり、広がると爪はもろく、とれてしまうこともあります。また、爪の根元や真ん中の部分に白い濁りができる場合もあります。
どうして水虫にかかるのでしょうか・・・
白癬菌は私達の皮膚に含まれるケラチンというタンパク質を栄養としています。そして白癬菌は暖かく湿気の多い所を好みます。靴下や靴で覆われた足は、白癬菌にとって は最高に快適な環境となっているのです。
なぜ水虫は治りにくい病気なのでしょうか・・・
水虫が住みつく皮膚の角質層は外界から有害物が侵入するのを防いでいます。白癬菌に対しても皮膚の角質層は防御作用が働いています。しかし、白癬菌が侵入してしまうと、逆に角質層が白癬菌をガードしてしまいます。外から薬を塗っても、白癬菌のいる角質層深部までは到達しないことになるのです。
水虫を完治させるために必要なことは・・・
完治させるためには、症状がおさまってからが勝負です。白癬菌は生きています。白癬菌が勢力を回復してしまわないように、根気良く治療を続けて下さい。そして、水虫が治ったかどうかは医師に判断してもらいましょう。
水虫にかからないようにするには・・・
白癬菌は皮膚から剥がれ落ちても数ヶ月、生き続けることができます。水虫のある人の靴、靴下、スリッパを履かない、風呂場の足拭きマットは別にするなどの注意が必要です。また、予防のためには足をむらさないように、靴を履く時間を減らすようにしましょう。足の裏や指の間は石鹸をつけてきれいに洗い清潔にしておきましょう。
薬は一日一回でいいのでしょうか・・・
薬は有用性を確認して回数が決められていますので指示通りの回数で十分です。むしろ白癬菌を逃がさないためにも、患部を中心に広く塗るようにしましょう。水虫を完治させるために次のことを守り、快適な生活を送りましょう
1)薬を毎日規則正しく使う
2)根気よく治療を続ける
3)手や足の指は一本一本ていねいに洗い清潔に保つ
靴を履く時間を少なくし、足を乾燥させ、足を洗った後はよく拭きましょう。
家族の中に水虫の人はいませんか。家族全員で治療することが大切です。
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